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【募集中】西川甚五郎邸特別公開について(2023秋)
2023年8月31日
【募集中】折り紙講演~親子で楽しむ「紙ニケーション」~
2023年8月29日
【終了】西川吉之助(西川伝右衛門家11代目当主)セミナー
2023年8月1日
近江商人解体新書の発行について
2023年5月9日
【終了】「講談・歴史さんぽ」in近江八幡 5/27(満員御礼)
2023年5月8日
近江商人に学ぶこと
天秤棒をかついだ一介の行商人から豪商へと成長していった近江商人たち。
近江商人たちに受け継がれてきた家訓や店則には永い商売の実践を通じて得た信念が盛り込まれています。「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の「三方よし」の理念には時代を越えた普遍性・有効性があり、近江商人の高い倫理性や社会貢献は、近年改めて注目されています。
近江商人の天性を一言で表わしているものに「しまつしてきばる」という言葉があります。倹約につとめて無駄をはぶき、普段の生活の支出をできるだけ抑え、勤勉に働いて収入の増加をはかるという、日常の心構えを表現しています。他にも、多くの示唆に富む味わい深い言葉がたくさん残されています。
時代や社会が変わっても、常に世間を重視する視点で商いを続けてきた近江商人の“哲学”や“商法”は、今日に脈々と息づいています。